【 群馬県 沼田市 工務店 】薪ストーブのお手入れポイント!【新築 リフォーム】
みなさんこんにちは!
有限会社建徳、広報のかないです😊
毎日寒いですね。
あまりに寒すぎて、昨年入社してすぐの頃にリフォーム撮影をさせていただいた薪ストーブのお家を思い出しました。
薪ストーブの火って暖かくて優しくてとても落ち着いて家に置きたい憧れの暖房器具なんです。
ですが、大きな買い物すぎて家に置くイメージがあまりに湧かないので、今日は薪ストーブへの理解を深めるためにお掃除のポイントをまとめました。
シーズン中の掃除
1. 灰の処理(週1〜2回)
薪を燃やすと必ず灰が溜まります。
灰が多すぎると空気の流れが悪くなり、燃焼効率が落ちる原因になるため、定期的に取り除きましょう。
【掃除方法】
ストーブが完全に冷えた状態で、専用の灰取りスコップや掃除機(耐熱仕様)を使って取り除きます。
床や周囲が汚れないように、新聞紙やシートを敷いて作業すると安心です。
すべて取り除くのではなく、1cm程度の灰を残しておくと次回の火付けがスムーズになります。
2. ガラス面の掃除(週1回程度)
薪ストーブの扉のガラスが煤(すす)で汚れると、炎が見えづらくなってしまいます。
【掃除方法】
灰を少し湿らせて布につけ、円を描くように拭き取ると綺麗になります
煤(すす)には微細な炭素粒子が含まれているので軽い研磨剤の役割をします。
さらに、アルカリ成分が含まれているので、ガラスに付着した汚れを分解しやすくする効果があるんです
乾いたまま拭くと傷がつくことがあるので注意してくださいね
3. 煙突のチェック(1ヶ月に1回)
煙突に煤が溜まりすぎると、煙が逆流したり、最悪の場合「煙道火災」につながることもあります
【チェックポイント】
煙の抜けが悪くなったと感じたら、目視で確認しましょう
煙突の先端に鳥の巣などができていないかもチェックが必要です
薪ストーブの掃除は、メンテナンスをすれば燃焼効率が良くなり、トラブルを防げます。
シーズンオフの本格掃除:煙突と本体のメンテナンス
春になり薪ストーブの出番が終わったら、シーズンオフの掃除をしておくと来シーズンも快適に使えます。
1. 煙突の掃除
最も重要なのが煙突内部の煤やタールの除去です。
こちらは高所作業になりますし、専門業者に依頼するのが安心です
専門の業者さんは煤やタールの除去、内部点検、煙突トップの清掃、ドラフト確認、など普段目につかない場所の掃
除を行なってくれます
2. 本体内部の掃除
炉内の灰や未燃焼の炭をすべて取り除きます。
ストーブの金属部分を乾拭きして錆びを防ぎます。
ドアのパッキン(ガスケット)の劣化をチェックし、緩んでいたら交換しましょう。
3. ストーブ周りの整理
使わない薪は湿気を防ぐために屋外の風通しの良い場所へ移動。
ストーブ周りの掃除をして、来シーズンの準備完了です。
シーズン中は灰やガラスの掃除をしっかり行い、オフシーズンには煙突や本体をしっかりメンテナンスしておくと安心です🌷😊
次の冬も快適に薪ストーブを楽しむために、ぜひ参考にしてください!