M様邸 G2 新築 群馬県 注文住宅 高気密高断熱 K-style α 祝上棟
長期優良住宅 耐震等級3(許容応力度計算) UA値0.36w/㎡k トリプル硝子 付加断熱
しばらく、更新が出来てませんでしたが、現場はどんどん進んでいます。
現場では、屋根の野地板で気密工事が終了し、一層目の断熱工事です。
ここでも、本来なら省略できる、気密処理を行います。
それはなぜか?
経年後どちらかがはがれても、効果が持続する為に、リスクヘッジ行っているのです。
野地板を気密処理
断熱材にも気密処理
この上に、通気も合わせ持つ垂木をのせ、その間に、さらに断熱材敷き込みます。
屋根通気層を30㎜確保し、やっと屋根の下地が組み終えました。
従来の屋根工事の2倍時間がかかる、弊社の施工方法ですが、屋根下地の耐久性を考えると、通気層は必要不可欠な存在なのです。
いづれは全ての施工会社のスタンダートとなる事を願います。
弊社のブログにたどり着いたあなたは、エコ住宅の勉強をしていると思いますが、ここで一つの疑問が生まれると思います。
屋根断熱をなぜ安価なグラスウールで施工しないのか?
これは、施工会社の考え方次第だと思いますが、弊社は施工時の天気を気にかけてるのです。
グラスウールの天敵は水分。
なので雨が降っているときは、施工ができないのです。
部材が安くても、施工中に夕立でもきたらと考えると・・・。
弊社はカネカと提携しているので、発砲系の板状の断熱材を、特別価格で仕入れる事ができるので採用の決め手になっています。
発砲系の断熱材の中でカネライトフォームスーパーEXより、性能が上の商品がありますが、なぜカネカ製なのか。
仕入れ価格はもちろんですが、詳細を気になる方は連絡下さいませ(笑)
野地板が貼り終えたら、防水シートのルーフィングを貼らずに、ブルーシートを貼り養生します。
以前はこの様にルーフィングを敷いたら養生にもなるので、シートが風に飛ばない様に、胴縁材で抑えていましたが、
屋根仕上げ工事でこの胴縁材を撤去する時に、ビス穴が屋根に空いています。
雨水の侵入のリスクを最小限に回避したい為に、ブルーシートで仮養生して、仕上げ工事の日にルーフィングを敷きます。
高耐震は設計になりますが、それを維持するのは現場力だと思っていますので、手間を惜しまず愛着持って作業しています。
追伸
沼田市の一大イベントの一つ、沼田祭りが終了し、祭り期間中は連絡がつきづらく大変ご迷惑をおかけしました。
明日より、弊社はお盆休みに入りますが、事務作業がたまってますので時折会社にいます。
何かありましたら、ご連絡くださいませ。