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ブログ豆知識

【 群馬県 沼田市 工務店 】窓掃除もそろそろやりますか!

みなさんこんにちは!(有)建徳の広報のかないです

先週は窓から入ってくる寒さ対策のお話をしましたが

もう年末に差し掛かってきて、窓掃除もそろそろやらないといけませんね

定期的にお掃除している人も、私のように年に2回程度掃除する人も

窓掃除のコツを一緒に確認してください^^

1. ホコリを軽く落とす

窓掃除を始める前にガラスやサッシ周りのホコリを先にハケで取り除きます。

外側の窓の汚れは砂埃の汚れなので、いきなり水拭きをすると

泥になってしまって落ちにくくなってしまうので注意が必要です。

乾いたモップやハンディブラシを使って、ホコリを軽く払っておきましょう。

2. 洗剤選び

水拭きや洗剤を使う場合、汚れの種類によって効果的な道具を選ぶと効率的です。

軽い汚れには水と少量の中性洗剤を含ませたスポンジで十分ですが、

油汚れが気になる場合は、キッチン用の洗剤(スプレータイプのもの)が役立ちます

また、水垢(手垢)やくもりには、酢酸が効果があるので

酢水(酢:水=1:3)を使うと簡単に拭き取れます。

3. 拭き上げ

大きい窓ならスクイージーで仕上げてしまう方が、

拭き跡が残らず綺麗に仕上がります。

小さい窓は持っているスクイージーの幅が入らない!なんて場合は

タオルで一方方向に向かって拭くと(横なら横、縦なら縦、みたいな感じです)

筋が残りづらくて綺麗になりますよ

4. 仕上げに乾拭き

最後に乾いた布や新聞紙を使って仕上げの乾拭きをするとピカピカになります。

新聞紙で拭くと綺麗になるのは、新聞紙のインクの油分が膜になってくれるからって

知ってましたか?

インクが水分と汚れをしっかり吸収してくれるため、ガラスがクリアに仕上がります

私はおばあちゃんから仕上げ拭きには新聞紙を使うといいと聞きましたが、

先人の知恵ってすごいですね

5.掃除は晴れのひより曇りの日に!

意外に思われるかもしれませんが、窓掃除をするのに一番良いのは曇りの日です。

晴天の日の方がガラスが見やすく、気持ちよく掃除ができるように思いますが、

実際には曇りの日の方が作業がスムーズで、綺麗に仕上がります。

まず、晴天の日は太陽光によって窓ガラスがすぐに乾いてしまいます。

水分が急速に蒸発してしまうと拭き跡が残りやすく、

せっかくの掃除が台無しになることも少なくありません。

特にガラス表面の水分が不均一に乾くため、ムラになったり、

筋が残ってしまったりすることがあります。

乾きが早すぎるために余計な拭き取りの手間が増えてしまうんです。

一方、曇りの日は湿度が少し高めで、気温も落ち着いているため、

ガラスが急速に乾燥することはありません。

曇りの日には光の反射が少なく、汚れの部分がはっきりと見えるため、

見落としが減り、汚れをしっかり除去しやすいという利点もあります。

お天気のいい日に窓ガラスも拭いてさっぱりしたいなと思う窓掃除ですが

案外曇りの日のほうが掃除するメリットが多いんですね。

次回の窓掃除は、ぜひ曇りの日に!

2024/11/18  | ブログ,豆知識

【 群馬県 沼田市 工務店 】手軽にできる寒さ対策と、内窓の断熱効果のご紹介

みなさんこんにちは、建徳のかないです

我が家ではついに灯油ファンヒーターが登場し、

朝の支度の強い味方になってくれていますが

年々灯油も価格が上がっていて、ちょっと寒いくらいなら

我慢しようかなと思ってしまいますよね

しかし!先日お伝えしたとおり、寒さの我慢は百害あって一利なしです!

寒さの半分は(ちょっと大袈裟に言っています)窓からくると言われています

今回は窓に簡単にできる対策をお伝えします^^

1. カーテンの使用

厚手の断熱カーテンを使うと、窓から侵入する冷気を防ぎ、室内の暖かさを保ちやすくなります。特に床まで覆う長さのカーテンを使うと、冷気の侵入をさらに防げます。夜間や不在時にカーテンを閉めておくと保温効果が高まります。

2. 窓枠やサッシの隙間テープ

窓のサッシ部分や窓枠の隙間に冷気が入り込むことが多いため、隙間テープを貼ることで防ぐことができます。手軽に取り付けられ、コストも低いので簡単な対策です。使う前に隙間をしっかり確認し、適切なテープを選びましょう。

3. 断熱用のプチプチ(気泡緩衝材)

 プチプチの中にある空気の層が、熱の伝わりを抑える働きをします。このため、窓ガラスなどに貼ると、外からの熱の侵入や、室内の暖かい空気が逃げるのをある程度防ぐことができます。

これらの対策を組み合わせれば、窓からの冷気を防ぎ、暖かい室内環境を作りやすくなります。

しかし、最も効果的な対策は内窓にすることです

内窓とは!

既存の窓の内側に取り付ける二重窓のことです。

外窓と内窓の間に空気層ができることで、断熱効果が向上し、

冷気や熱の侵入を防ぎます。

内窓を室内に設置すると

·  断熱効果の向上

·  暖房費の削減

·  防音効果

·  結露の防止

·  快適な室内温度の維持効果

というメリットが多々あります

リフォームや、工事と聞くとつい身構えてしまいますが、

内窓設置は、既存の窓の内側に新しい窓を追加するリフォーム方法です。

設置作業も比較的簡単で、大掛かりな工事が必要なく、

1日で完了することも多い工事です。

費用も窓をすべて取り替えるより抑えられるため、

手軽に快適さをアップさせられます。

しかも今ならまだ補助金がギリギリ間に合います!

「先進的窓リノベ2024」事業とは、

省エネリフォームを推進するための補助金制度です。

窓や玄関ドアの断熱化を対象に、既存住宅のエネルギー効率向上を

目的としています。

つまり、住宅の断熱化を国が推奨しているんですね。

窓交換によって家の気密が高くなれば冷暖房費の節約になりますし、

省エネによってCO2排出も減らせるから、家計にも環境にも優しい選択なんです

子育てエコホームと窓リノベ2024の補助金は

2024年11月30日が締切です

お家のお悩みがありましたら、ぜひ建徳にLINEから連絡してくださいね

いつでもお問い合わせください。

2024/11/11  | ブログ,豆知識

【 群馬県 沼田市 工務店 】ヒートショックの怖い季節、冬

寒い冬がやってきますね

みなさんのお家はもう冬の準備はできているでしょうか?

冬場、室温は18度程度ないと健康リスクが上がってしまうのはご存知ですか?

一説によると、冬季の室温は18度以上ないと、脳卒中や血液上昇、

呼吸器の弱体化、血栓感情動脈血栓症リスクの増大などが起こってしまうそうです

どんなことが起きるかまとめてみました

(参照:YKKAP 出典:慶応義塾大学理工学部 伊香賀教授)

1. 低体温症のリスク

室温が極端に低い環境に長時間いると、体が体温を維持できなくなり、低体温症になる危険性があります。特に暖房が不十分な部屋で寝ると、寝ている間に体温が低下しやすいです。

2. 血圧の上昇とヒートショック

寒さは血管を収縮させ、血圧を上げる原因となります。血圧が急激に上がると、心臓や脳に負担がかかり、心筋梗塞や脳卒中を引き起こすリスクが高まります。

3. 免疫力の低下と風邪・インフルエンザ

寒さにさらされることで体温が下がると、風邪やインフルエンザなどの感染症にかかるリスクが高まります。

4. 関節や筋肉への影響

寒い環境は関節や筋肉に硬直を引き起こし、痛みや不快感を感じやすくなります。リウマチや関節炎など、慢性的な痛みを抱える人にとっては、室温が低いことで症状が悪化することがよくあります。

5. 睡眠の質の低下

室温が低いと、体が冷えたままでは深い眠りに入りにくくなります。快適な睡眠を得るためには、寝室の温度を15~20度程度に保つことが推奨されています。

6. 精神的なストレスやうつのリスク

寒さが続くと、体だけでなく心にも影響が出ます。特に冬の季節には「冬季うつ」や「季節性情動障害(SAD)」と呼ばれる状態が起こりやすく、冷たい環境にいることで気分が沈みやすくなります。

上記で紹介した、ヒートショックですが、ヒートショックによる死亡事故は

特に冬季に多く発生し、日本では年間1万人以上が亡くなっていると推計されています。

ヒートショックとは、寒暖差によって血圧が急激に変動し、

心臓や血管に大きな負担がかかる現象です。

特に冬場、寒い廊下から、急に暖かい部屋に移動したり、

温かいお湯に入浴する際に発生しやすく、

高齢者や持病のある方にとっては命に関わるリスクとなります。

ヒートショックによる事故は、特に浴室で発生することが多く、

急な血圧の変化が原因で失神や心臓発作が起こるケースもあります。

ヒートショックを防ぐためには、室温の差を小さくする工夫が大切です。

例えば暖房器具を入れて、浴室やトイレなども適度な温度に保つ、

入浴前に脱衣所を温めるといった対策が効果的です。

また、入浴時は急に熱いお湯に浸からず、

まず体の末端、手や足先をシャワーで温めるようにするだけでも効果があります。

特に、高齢者や持病を持つ方は気をつけてください。

利根沼田地域は降雪も多く、古いお家は断熱があまり良くないこともあるかと思います

暖房機器で温かさが補えればいいですが、それで足りない場合は

住宅のプロがいる建徳に連絡してくださいね。

いつでも相談承ります!

2024/11/04  | ブログ,豆知識

H様邸 新築工事 長期優良住宅 群馬 高気密高断熱

耐震等級3(許容応力度計算)・UA値0.29 断熱等級6(BELS評価書)・C値 中間測定0.3 

 前回の続

日が沈むのが早くなり、朝方は寒さを感じるようになりました。

外部の下地工事が終了しましたので、今度は室内の工事です。

ここで弊社ならではの施工方法を紹介します。

本来、雨が降っている場合は外部(壁)工事を中断して、壁内(室内)の断熱工事を行うと思います。

工程を円滑に進める為、あるいは請負大工さんの負担を減らす為に最も合理的な手段だと思います。

しかし弊社では、現場を休工にして弊社作業場で今後使用する造作の加工を行ったり、

時には、

他の現場の応援に行く時もあります。

材料加工はわかるでしょうが他現場の応援は理解ができませんよね?

なぜ、下地工事が終わるまで、壁内(室内)の断熱工事を行わないのかは、しっかりとビスが止まっているのか確認をしたいからなのです。

付加断熱が有り、その上に通気胴縁がありますので、長い専用のビスを使用するのですが、大工さんも人間です。

打ち損ねる事もあるんですよね。

だから、

目でしっかりと確認をしているのです。

是正で増し打ちを行い、打ち損ねたビスにはウレタン処理。

上の写真のように壁内断熱を優先すると、見えませんよね。

天候に左右されますが、たかが数本の打ち損じ。

されど数本の打ち損じになりますので、手間をかけてでも行っています。

社員大工だからこその融通が利くのです。

請負ではできません。。。

さて、室内工事ですが

断熱材を全て充填し終えたら、中間の気密測定を行います。

今回の気密測定の詳細は

金井のブログに記載されてますので、ご確認お願いいたします。

皆様にご紹介が遅れてしまいましたが、金井さんが入社しております。

お気づきの方もいたかと思いますが、8月よりブログも初めており、カテゴリ別では「豆知識」が金井の担当です。

毎週月曜日に配信し、主にお住まいのお役立ち情報を発信しております。

業界に染まってない純粋な彼女のブログは同じ目線で疑問点が見つかり、それを発信できたら、多少でも皆様のお役にたてると思います。

しかし、時には間違った情報もあるかもしれません(💦)

その時は遠慮なく「違うぞ」とお叱りください。

主な仕事内容は、広報全般と書類作成業務になりますので、ご契約されたお客様は顔を合わせる頻度が多くなります。

入社してまだ半年程度ですが、頑張り屋さんの彼女。

これからの成長に期待しています。

2024/11/02  | ブログ,性能,日記,気密測定,現場施工