M様邸 G2 新築 群馬県 注文住宅 高気密高断熱 K-style α
長期優良住宅 耐震等級3(許容応力度計算) UA値0.36w/㎡k トリプル硝子 付加断熱 C値0.2
9月の中旬に入ったのに、残暑が厳しいですね。いつまで続くのか・・・。
さて現場では、タイベックシート工事の防水を紹介します
窓廻りに両面テープ
タイベックを貼る
更に片面テープを貼る
住宅の雨漏れの原因の1位は窓廻りですので、弊社はそこを重点的に行っているのです。
通常はサッシュのフィンと透湿防水シートが両面又は片面テープのみが推奨された施工方法なのですが、このテープも一長一短あり、
ブチル系両面テープは長期の粘着率は良いのですが、初期接着が弱く特に寒い日は入念にローラーで押さないといけません。
カッターの切れ味が悪いと繊維が残る
上の写真の様になると毛細管現象がおきやすいので雨漏れリスクが上がります。
それを防ぐ為に上から貼るアクリル系片面は頼りなるのですが、長期保持力が心配なので、弊社は2重で行っているのです。
続いて、壁内断熱工事になりますが、弊社は裸のグラスウール断熱材を標準仕様としております。
隙間なく入れたらその上にシートを貼る
何故、防湿も兼ね安価な袋入りを推奨しないのは、剛性が低い、筋交い部などは施工が大変、気密が取りにくい等が一般的ですが、私は熱橋の恐れがあるのではと考えているのです。
綺麗に施工ができたとしても、外側は必ず赤丸部の様に納まるので熱橋ができます。
袋入りグラスウール室内側
袋入りグラスウール 外側
総合的に考え仕入れ価格が少々高いですが、弊社は裸のグラスウールを推奨しているのです。
現場はどんどん進み、断熱材を全て入れた所で、気密測定を行います。
測定方法などの細かい説明は省きますが、C値は四捨五入で0.2になりました。
中間気密測定も終わり、室内ボード貼り工事と外壁工事を進めいていきます。