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木材 天然乾燥室倉庫 新築工事

前回の続き

今回の天然乾燥室倉庫は只の倉庫ではありません。

何が違うかと申しますと、許容応力度計算した耐震等級3の倉庫になります。

「なぜ?倉庫なのに」と思われるかもしれませんが、万が一の大災害が起きた時、この建物を地域の避難所として使ってもらいたいという考えがあります。

ここが避難所として使用されない事を願っていますが、最近の異常気象もですが、何時、大きな地震が起きてもおかしくありませんので、倒壊しない倉庫を建築する事にしました。

さて現場では、遣り方工事を終え、掘削、砕石工事です。

丁張を見て何か違和感を感じますか?

感じる方は同業者か建築に詳しい方だと思いますが。

答えはもう少し先で・・・。

今回は布基礎ですが、許容応力度計算してありますので、地中梁もあります。

均しコン(捨てコン)も終わり、配筋工事も終わりましたが、先ほどの答えが解りましたか?

型枠を見て頂きたいのですが、

正解は基礎の立ち上げです。

今回の基礎高は1mありまして、弊社通常の2倍以上の高さになります。

今回の倉庫は通風を取り入れますので、木材を乾燥するのに、高湿度条件は良くない為、地面から上がる湿気を少しでもシャットアウト出来るように高く設定しております。

2023/09/23  | ブログ,日記,現場施工